フッ素潤滑めっき

フッ素潤滑めっき 自己潤滑性・撥水性・非粘着性などの優れた特性を持つ機能めっきです。

「フッ素潤滑めっき」とは、無電解ニッケルめっきにフッ素樹脂(四弗化エチレン:PTFE)を複合・共析させた機能めっきです。従って、その皮膜は無電解ニッケルめっきとPTFE樹脂の両特性を兼ね備えており、さまざまな産業分野で応用されています。フッ素潤滑めっきフッ素潤滑めっき

主な特長

PTFE分散が均一
無電解ニッケルめっき液中にPTFE粒子を分散し、めっき皮膜へ共析させるため、得られためっき皮膜中には厚み方向にも均一にPTFE粒子が均一に析出します。
高精度無電解めっき 無電解めっきなので、複雑な形状の製品に対しても均一にめっきを施すことができます。(例:パイプの内面など)また、膜厚精度も従来の無電解ニッケルめっきと同様に管理できます。
金属皮膜 金属(Ni-P)皮膜のため特に静電気を嫌う環境での使用に適します。

皮膜の特性

自己潤滑性 PTFEの持つ自己潤滑性により優れたすべり性が得られます。
非粘着性 非粘着性皮膜のため金型等で優れた離型性が得られます。
低摩擦性 摩擦係数が約0.1とテフロンコーティングとほぼ同等の低摩擦の皮膜が得られます。また、従来の無電解Ni-P皮膜と比べて約70%耐摩耗性を向上させることが出来ます。
Ni 83~86wt%
7.5~9.0wt%
PTFE 6.0~6.8wt%
20~25vol%
PTFE粒径 <1μm
密度 6.5g/cm3
硬度 300HV(析出時)
400HV(熱処理後)
300℃×2H

めっき処理可能な素材

鉄鋼
ステンレス鋼
銅および銅合金
アルミおよびアルミ合金

※被表面処理素材によっては特別な前処理を必要としたり、めっき処理に適さないものもあります。詳しくは弊社技術担当までお問い合わせ下い。

また、本製品は一般産業機械用に開発されたものであり、人体に触れる医療器具・食品製造用器具などには適しません。
用途をお確かめの上、ご用命下さいますようお願い申し上げます。

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